2020-12-03 第203回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
そういった意味では、旧規制当局が確認していたものを改めて確認しようとしたら、その火山灰がなかったであるとか、あるいは、ボーリング等々あるいは露頭を見るものだと、申請者が考えていたとおりのようなストーリーにならないですとか、そういった点がありますし、さらに、日本原電敦賀二号機の審査での柱状図の書きかえのようなものもあります。
そういった意味では、旧規制当局が確認していたものを改めて確認しようとしたら、その火山灰がなかったであるとか、あるいは、ボーリング等々あるいは露頭を見るものだと、申請者が考えていたとおりのようなストーリーにならないですとか、そういった点がありますし、さらに、日本原電敦賀二号機の審査での柱状図の書きかえのようなものもあります。
○梶山国務大臣 日本原電敦賀発電所二号機の安全審査の資料につきましては、原子力規制委員会が日本原電に対し、データの削除、変更の経緯と考え方の説明を求めるなど、厳正な対応が行われているものと承知しております。日本原電においては、原子力規制委員会の審査に誠実かつ的確に対応していただきたいという思いであります。
今御指摘いただいたこのK断層とD—1破砕帯、これが一連の構造であるのかとか、あるいは原子炉建屋直下を通過する破砕帯のいずれかと一連の構造であるのかといったところがなぜ問題になるかと申し上げますと、この有識者会合が調査の対象としていたのが、そもそも、日本原電敦賀発電所の敷地内に破砕帯がたくさんある、その中でも二号炉の原子炉建屋の直下を通過するものもいろいろある、その中でD—1破砕帯というものが比較的長
継続的に質問をさせていただいております日本原電敦賀の敷地内の破砕帯の評価について、まずは御質問をさせていただきます。 私は、本事案につきましては、当事者の説明を拒絶をする、当事者の質問を無視をするなど、不適切な対応が繰り返されてきた、今後の審査の参考とされるようなものではあり得ないというふうに私は認識をいたしております。 本日は、この事案の結論部分の書換えについて質問をさせていただきます。
本日は、日本原電敦賀の敷地内の破砕帯の評価の関係、そして後半は原子力規制の三年以内の見直しについて御質問をさせていただきたいと思います。 まずは、日本原電の敦賀の敷地内の破砕帯の評価についてであります。四月二十一日の環境委員会でも事実確認をさせていただきました。再確認をさせていただきたいと思います。
続きまして、日本原電敦賀の敷地内破砕帯の評価について質問をさせていただきます。昨年の十二月の環境委員会におきましても質問をさせていただきましたが、通告内容に従って、まずは事実関係をお伺いをしてまいります。事務方で結構でございます。 まずは、評価書案が初めて有識者会合に提出されましたのは平成二十六年十一月十九日の第五回追加調査会合ということでよろしいかどうか、お願いいたします。
この点について確認したいということと、もう一点は、関西電力に関係して、日本原電敦賀原発の再稼働をめぐる議論、これを申し上げたいと思います。 まず、一点目の自作自演疑惑でございます。 私は大変これは驚きました。
関電におかれても、日本原電敦賀の一、二号機や北陸電力の志賀原発の二号機について、合計で四百六十六億円ということが入っている、購入電力料を支払うことを原価に盛り込んでいるわけであります。
その始まった日、一九七〇年三月十四日でございますけれども、ちょうどその三月十四日に日本原電敦賀発電所一号機が営業運転を開始して、そしてその日に万博の会場に電気を送りました。 まさに、人類の進歩と調和。進歩というのは、多分、戦後の高度経済成長、しかしそればかりではだめだ、いろいろなものとの調和が必要なんだということだったろうと思います。その最たるものが、多分環境だったのかもしれません。
まず、水素検知器を設置するのが当たり前のことだと思うんですが、いただいたデータを見ていると、PWR、加圧水型原発で見れば、高浜原発の三、四号機と大飯原発の一、二号機だけで、大飯原発の三、四号機にも泊にも伊方にも川内にも玄海にも、そして日本原電敦賀二号にも、全原発の格納容器内に水素検知器すら設置されていないというのが実情だと思うんですが、伺っておきます。
日本の各原発の施設ごとの建設費というのを少し見てみますと、かつて、四十八基目の日本原電敦賀までいただいたときのトータル価格が九兆九千九百八億円でした。 ただ、これは、古いものになりますと、例えば三十万キロワット級のもので三百億円から五百億円でできるとか、やはり現在価格にきちんと置きかえて考えないと余り意味のない数字になってしまう。
それから、日本原電敦賀原発の場合は直下にあるわけですね。ですから、「もんじゅ」も敦賀原発も断層調査を十分やってその上で審査したというものじゃなくて、十分な調査ができていないままの審査で認可を、設工認を通したんだということになっていたのではないかと思いますが、この点を伺っておきたいと思います。
敦賀市と原子力のかかわりにつきましては、一九六二年に日本で初めての軽水炉であります日本原電敦賀一号機の建設の決定に始まりまして、二号機、そして新型転換炉の「ふげん」、高速増殖炉「もんじゅ」、さらには、今、世界最大の発電量を誇ります日本原電の三、四号機、この建設着手もございまして、計六基、これまで四十年余りにわたりまして日本の原子力行政の先駆的な役割を担ってきたんじゃないかなというふうに自負もいたしておるところでございます
中間報告書を読んだんですが、その中に、三菱重工業は、北海道電力泊、日本原電敦賀、両原子力発電所で当該箇所の記載漏れを発見し、点検リスト等に記載したという記述がありました。その次に、敦賀の場合は記載漏れについて水平展開を行わなかったと書いてあるんですね。これちょっと、私は非常に気になるんですが、水平展開を行わなかったことが今回の事故の一つのやはり要因ではないかと思いますが、いかがでしょう。
これに端を発して、東北電力女川原子力発電所、中部電力浜岡原子力発電所、日本原電敦賀原子力発電所、中国電力島根原子力発電所、四国電力伊方原子力発電所などでのトラブル隠しも次々に明らかになるなど、今や、国内のほとんどの原子炉で、データの隠ぺいや改ざんが日常的に行われてきたことが明らかになっております。
○吉井委員 次に、この日本原電について少し過去のことを調べてみますと、日本原電敦賀発電所では八一年一月十日と二十四日の二回にわたって給水加熱器から放射能を帯びた蒸気が漏れるという事故がありました。
それから、浦底断層というものについて御指摘があったわけでございますが、この滴底断層についてでございますけれども、昭和五十七年に日本原電敦賀二号炉が増設される際の安全審査におきまして審査、評価されておるものでございます。
昨年十月に日本原電敦賀一号炉で出力低下中に運転員のパルプ操作ミスで出力が急上昇し、原子炉が緊急停止するという事故が発生しました。私たちは、この事故が原子炉暴走事故の先駆け的な事故であるとして重視し、その経過の検討を続けてきています。そのためには、当然事故に関する資料が必要です。
この点で、これを重視した敦賀市民の会が資料の公開を求めたところ、公開された文書は「敦賀発電所一号機異常時発生・終結連絡書」、日本原電敦賀発電所所長名で県や市に提出されたものであります。ところが、提出された資料は二十三ページの文書でありますが、添付資料を中心に原子炉の様子をあらわす肝心の十二ページ分が墨が塗って非公開になっている。これはこういうようにして墨が塗ってありますね。
この点では、例えば昭和五十六年三月に起こりました日本原電敦賀原発事故の場合、当初電力会社によりまして事故が隠されたことがあって、この委員会でも随分問題になったことがあるのです。我が国の場合は公開の原則を踏まえているわけでございますから、我が国においても原発における事故の公表については一層徹底を図る必要があると思います。